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2016/10/07

ダーニングマッシュルーム

tool1これはイギリス製。クラシックな形が美しい木工作家マフゥーおじさん作。湖水地方の自然に折れた樹木を1年かけて乾燥させて一つ一つ作られたものです。
tool2これはHIKARU NOGUCHIオリジナルの東京製。ワックス仕上げをしていないため、滑らずしっかりと作業が進みます。

 

ダーニングエッグとダーニングロリポップ

tool3卵型やロリポップ(棒つきキャンディー)型も伝統的なダーニング用具としてヨーロッパの蚤の市で見ることができます。
イースターのころに出回る卵型の置物や、球型のおままごと用具や積み木でも代用ができます。

ヴィンテージのダーニングマッシュルーム

tool4豆電球が内蔵できるしかけ。もち手には針や糸を収納できるというアイディア設計

 

ダーニングは専用のマッシュルームがなくても身の回りに代用できるもの
がいろいろあります。戦前は電球をダーニングマッシュルームの代用として使われていました。

チャパティフラッファー

tool5インドのクレープのような平たいパンを焼くときの必需品。イギリス在住のインド系デザイナー Jasleen Kaurさんのデザイン。http://jasleenkaur.co.uk/chapatti-pin-and-fluffer-2/

ダチョウの卵

tool6両手で抱えなければ持てないほど大きなダチョウの卵は、ダーニングマッシュルームの傘の直径よりも大きな穴の補修にぴったりです。私はデニムの膝の補修に愛用しています。

 

ガチャガチャのプラスティックの球やダーニングシェル(子安貝),ボールに川辺で拾った石

(写真上から時計回りで)ガチャガチャ機でお気に入りのオモチャが手に入れる楽しみを持ちながらプラスティックの球はダーニングにお使いください。球の中に針や糸を入れておくことも出来ます。ビクトリア時代の繕い風景に出てくるような全長9cmほどの子安貝。裁縫道具箱に入っていると絵になりそうですね。硬球やピンポン玉も使えますし、川辺で拾った石でも代用できます。
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ダーニングこけし

tool9宮城県の伝統こけし工人と共同開発をしたHIKARU NOGUCHIオリジナルの手のひらサイズは小さめの穴の補修に最適です。
他に大小さまざまなこけしでお試しください。
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ひょうたん

tool11園芸好きの友人から贈られたひょうたんです。成長により、いろいろなサイズや形が出来るのも楽しいですね。底が平ら目のほうがダーニングには使いやすいです。
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マーケットでみつけたジンバブエ製の手彫りのキノコの置物

tool13テーブルに置きながら作業が出来るので、傘の部分が丁寧に磨かれていないため、生地が滑らず、また両手が使えるので、安定して作業が進めることが出来ます。
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装飾ダーニングに欠かせない用具が、ダーニングマッシュルームと針穴が大きめのししゅう針や編み物のとじ針。ダーニングでは使う毛糸や糸の太さにあわせて、いくつか針をそろえておくことをお勧めします。

クロススティチ針:極細から中細の毛糸や刺し子糸でダーニングをするときに最適な針です。針先がシャープすぎないため、毛糸を割らずに気持ちよく作業が進みます。

フランスししゅう針:極細から中細の毛糸や刺し子糸でダーニングをするときに最適な針です。細めで、針先がシャープなので、目の詰まった生地を刺すときに便利です。

編み物のとじ針:並太毛糸に最適。毛糸のくつ下やセーターのダーニングにお勧めします。
でも普段から針仕事に慣れ親しんでいないと、使い勝手の良い、丁度良いサイズの針が手元になかったり、毛羽立った毛糸を針穴に通すのも一苦労。そんな時にお勧めなのが、糸通しスレダー。

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